コラム:「お金をもらうことは大事」という話

 

先日の衆院選に関連したYouTubeを、何気なく見ていました。

そこで、ある政治家がこんなことを言っていました。

「100円でも寄付してくれた人は、
ほぼ投票してくれる。しかも次回もほぼ投票してくれる。

でも、1万円で買収された人が本当に投票するかは分からない。」

なるほどな、と思いました。

人は、もらったものより、
自分で選んで差し出したものを大切にする。

 

人は、選んだものを大切にする

100円でも寄付をするということは、

「この人を応援したい」
「価値があると思う」

と、自分で納得したということです。

心理学では、「自己決定理論」という考え方があって、
人は「自分で選んだ」と感じるほど、
その対象に強くコミットすると言われています。

寄付は、
小さくても自分の意思表示です。

だから、その後の行動も一貫しやすい。

一方で、もらった場合はどうか。

そこには、納得とか信頼はない。

ただの受け取り。

投票するかどうかは、また別の判断になる。
特に、選挙の場合は、投票したかどうかは分からない。
今回投票しても、見返りなしに次回はしてくれない。

ここが決定的に違う。

 

ビジネスの対価

この話、ビジネスでもまったく同じだと思っています。

お金を払うという行為は、

単なる支払いではない。

「この価値に納得しました」
「あなたを信頼します」

という意思表示でもある。

だからこそ、
払った側は無意識のうちにコミットする。

「自分が選んだ」
「自分が決めた」

という事実が生まれるからです。

 

お金と価値

逆に言えば、
お金を払ってもらうには、
納得と信頼が必要になる。

ここを飛ばしては成立しない。

だから本来、
価格をつけるというのは怖い行為です。

価値を提示できていないと、
誰も払ってくれない。

でも、

きちんと価値を提案し、
納得してもらい、
信頼を得たうえで支払ってもらう。

こちらもコミットする。

そこまでいければ、
関係は一段深くなる。

 

成果とコミット

私のコンサルを受けていただく場合も同じことがある。

成果が出る人は、
ちゃんと納得して契約してくれている人です。

「なんとなく」ではない。

「この人に任せよう」
「ここに投資しよう」

と、自分で決めている。
コミットレベルが高い。

その時点で、
もう半分成果がでたようなものです。

 

お金は、覚悟の印

だから、
お金をもらうことは大事だと思っています。

売上のためだけじゃない。

納得と信頼の確認であり、
コミットメントのスイッチでもある。

金額の大小ではない。

1万円でもいい。

大事なのは、

「自分は価値を認めた」

という心理。

人は、自分が認めたものを軽く扱えない。

受け身の「お客様」ではなく、
主体的な「当事者」になってもらう。

そして、その選択に合わせて
自分の態度や行動を整えもらう。

提供する側も、

その重さに耐えられる価値を
きちんと提案できているか。

そこが問われている気がします。

 

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