コラム:「計画を立てられない人」とは、どう付き合えばいいのか?

これを読んでいるあなたは、おそらく
「計画を立てられる側」の人です。

そして同時に、
「立てられない人」に、少なからず困っている。

だから、この文章を読んでいるのでは。

 

あなたの周りにも、いませんか?

大事なプレゼンが2週間後。
それなのに、やることが分解されていない。

重要な会議が迫っている。
でも、参加者への根回しの予定を立てていない。

顧客とのワークショップ。
そこで議論する内容や進め方を考えていない。

資格試験を受けると言う。
でも、受験要件も申込期限も確認していない。

資料作成を任せると、
構成も目的も決めず、いきなり作り始める。

戦略も事業計画もない。
それでも投資を即断。

「お得ですよ!」という一言で、
本当に必要かどうか分からないものを買ってしまう。

……思い浮かぶ顔、ありませんか。

 

放っておければ楽なのだが

正直に言えば、
困るのは本人です。

それだけなら、放っておけばいい話です。

でも、

・仕事の仲間
・家族
・パートナー

身内にいると、そうはいきません。

結局、
あなたが後始末をするはめになる。

 

大前提~ 計画は必要

まず、前提として、
あなたは間違っていません。

計画は必要です。
段取りは重要です。

計画だけ立ててやらないのも問題ですが、
計画や段取りは、物事を上手くすすめるには必須です。

振り返れない行動に、成長はありません。
再現性のない成功に、意味はありません。

計画がないから、事前調査や準備をしない。
事前に調べないから、損をする。
準備しないから、取りこぼす。

これは、好みの話ではなく事実です。

 

計画や段取りができない最大の理由

計画ができないのは、
能力が低いからでしょうか。
怠けているからでしょうか。

多くの場合、違います。

単純に、教わっていないのです。

計画の立て方。
段取りの切り方。
順番の考え方。

これを、
体系立てて教わった経験がない。

「見て覚えろ」
「やってれば分かる」

そう言われてきただけ。
学校でも会社でも体系的には教えてくれません。

だから、
どうやって計画を作ればいいのか、
分からないまま大人になっている。

これは、珍しい話ではありません。

 

価値観のズレも

もう一つ、面倒な点があります。

計画を立てる人のことを、
内心でこう見ている人もいます。

・慎重すぎる人
・決断できない人
・根性がない人
・頭でっかちな人

だから、
「考えるより動け」と言う。

あなたが正論を説明すればするほど、
相手は内心でこう思います。

「だから動けないんだ」と軽蔑している。

ここで分かり合おうとすると、
かなり消耗します。

考え方を変えさせよう。
重要性を理解してもらおう。

そう思って、
丁寧に説明していませんか。

正直、効果は薄いです。

価値観の違い、宗派の違いです。

 

やるべきは「手取り足取り」と「仕組み化」

計画や段取りができない人に任せるなら、
最初は割り切ってください。

手取り足取り、です。

・ゴールは何か
・いつまでにやるのか
・何から着手するのか

一緒に計画を作る。
一緒に確認する。
一緒に守らせる。

ここをサボると、
「やらせたつもり」になるものの、
結果が出てこず、
ストレスを増やすだけになります。

 

そして、必ず仕組みにしてください。

任せっぱなしにしない。
言ってできる相手なら、既にできているはずです。

・計画がないと着手できない
・順番が整理されないと承認しない
・期限が入らないとリソースを動かさない

こうした仕組み・ルールを先に作る。

感情論は不要です。

「ルールなので」
それだけで十分です。

 

小さく失敗させる

それでも分からない人はいます。

その場合は、
小さく痛い目に合わせるしかありません。

二度手間。
やり直し。
恥をかく。

致命傷はいりません。
小さく、で十分です。

「計画がなかったから起きた」
ここまでセットで伝える。

 

付き合い方の原則

あなたは、
計画できない人のことを変えようとしたり、
納得させなくていい。

自分に関係するなら、自分の計画に組み込む。
関係しないなら、距離を置く。

それが最も効果的な対処方法です。

 

 

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