
ビジネスの場で、
「この人、何となく胡散臭いな」
そう感じた経験はありませんか。
多くの場合、
この直感は後になって正しかったと分かります。
提案書の中身が悪いわけではない。
態度が失礼なわけでもない。
しかし、言葉を聞いていると、どうも引っかかる。
私自身、多くの提案をされてました。
同時に、自分が提案する機会も多くあります。
その中で、
「信用できない人」の話し方や言葉づかいには
共通の特徴があると感じています。
そして怖いのは、
悪意がなくても、無意識に使ってしまっている
ケースが多いという点です。
自戒を込めて、
今回は「信用してはいけない人」の話し方・言葉を
5つ紹介します。
「信用できない人」の言葉づかい5選
① 言い切る
「絶対に成功します」
「必ずうまくいきます」
「心配いりません」
こう言われると、
少し安心しますよね。
人は、自信のある人を信じやすい。
これは心理学的にも知られています。
しかし、冷静に考えてみてください。
本当に「絶対」でしょうか。
条件はありませんか。
前提は何でしょうか。
以前、こんな会話がありました。
「この施策で売上は必ず上がります」
「どのくらいの確率ですか?」
「……上がると思います」
根拠を聞いた瞬間、
言葉が曖昧になりました。
言い切りは、
根拠や条件とセットで初めて
意味を持ちます。
条件や前提を語らない「断言」は、
ただの根拠なき自信です。
② 主語が大きい
「日本企業はですね」
「グローバル企業では普通です」
「日本人は保守的ですから」
一見、もっともらしく聞こえます。
しかし、よく聞くと違和感があります。
「どの日本企業ですか?」
「何社くらいの話ですか?」
そう聞くと、
具体例が出てこない。
出てきても、自分の体験談だけ。
実際は、
自分の意見を権威づけるために
大きな主語を使っているだけ
というケースが少なくありません。
主語が大きいということは、
思考を止めているのと同じです。
③ 形容詞が多い
「最適な形で進めます」
「適切に判断します」
「強力に推進します」
何か言っているようで、
実は何も言っていません。
「最適」とは何でしょうか。
「適切」とは、誰にとってですか。
さらに危険なのが、
こんな言葉です。
「いい感じでやっておきます」
「よしなにお願いします」
その場は丸く収まります。
しかし後で必ず揉めます。
「そんなつもりじゃなかった」
「そこまでやるとは思っていなかった」
これも思考停止の特徴のひとつです。
形容詞が多い会話は、
将来の混乱の種です。
④ 話をはぐらかす
質問しても、
正面から答えない人がいます。
「それより大事なのはですね」
「細かい話は後でいいでしょう」
あるいは、
質問に質問で返してくる。
「その施策の効果はどのくらいですか?」
「あなたは、なぜ効果を重要だと思うんですか?」
一見、議論しているようで、
実は論点をずらしています。
各論や根拠を語れない人の
典型的なパターンです。
質問は、相手を困らせるためではありません。
理解を深めるためのものです。
それを避ける人は、
中身に自信がない可能性が高い。
⑤ 事実の軽視・歪める
ネットの記事を
そのまま話す人がいます。
数字の出典を聞くと、
「ネットで見ました」「AIに訊きました」
と返ってくる。裏を取っていない。
あるいは、
都合の良い数字だけを使う。
悪い情報は出さない。
「今年は、売上が10億円Up、過去最高でした」
しかし、実はコストが15億かかり赤字だった。
これらは、
正しい議論や判断を妨げます。
相手に対し、知に対し、
不誠実と言えます。
それって詐欺師じゃない?
ここまで読むと、
「それって詐欺師みたい」
と思うかもしれません。
実際、その通りです。
詐欺師は、これらを意図的に使います。
しかし問題は、私たちが悪意がなくても、
こうした話し方・言葉づかいをしてしまう
可能性があるという点です。
これは性格の問題ではありません。
思考のクセです。
思考停止の習慣です。
言葉が信用を築く
言葉は、信用に直結します。
断言が多い。
主語が大きい。
形容詞ばかり。
質問に答えない。
事実を都合よく使う。
無意識にこうした言葉を使うことで、
図らずも信用を無くしている可能性があります。
話すときは、
自分の吐く言葉の裏側に、条件と前提を持っておくこと。
思考の結果としての言葉を使うこと。
それだけで、
あなたの信用は大きくなります。
改めて、思考を深め、自分の言葉を見つめてみましょう。
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