世の中には、本当にたくさんのビジネスモデルがあります。
- スーパーマーケット、コンビニ、ファーストフード
- セントラルキッチン、フランチャイズ、Eコマース
- トヨタ生産方式、ジャストインタイム
- BTO(受注生産)、プレハブ、ファブレス、SPA
- 宅配便、DC/TC(物流センター)
- SaaS、サブスク、API課金、プラットフォーム
- リース、割賦、現金払い
SaaS、サブスクはもちろん、コンビや宅配便も極めて秀逸なビジネスモデルです。
古今東西、強い企業は、秀逸なビジネス持っているのは疑いようのない事実です。
しかし、実は、どんな企業も“自社のビジネスモデル”を持っています。
もちろんあなたの会社もです。
製造業、卸業、小売業といった業態も、立派なビジネスモデルそのものです。
ただし、ここが重要なポイントです。
ビジネスモデルそのものが、競争優位を作ってくれるわけではありません。
同じコンビニ業態でも、売上や利益が大きく違う。
同じモデルを採用していても、結果にははっきり差が生まれます。
では、その差はどこでつくのでしょうか?
理由はとてもシンプルです。
ビジネスモデルを“使いこなせているかどうか”。
使いこなす会社は、何が違うのか?
ビジネスモデルを使いこなす会社には、共通点があります。
- ビジネスモデルの基本思想を、社内の誰もが理解している
- モデルを成立させる裏側の仕組みが、有形・無形の両面で整っている
- 仕組みを継続的に磨き上げるサイクルが回っている
この3つが揃うと、同じビジネスモデルでも成果が大きく変わります。
逆に言えば、この3つが欠けている会社は、どんな優れたビジネスモデルを導入しても活かしきれません。
新しいビジネスモデルを取り入れる前に
もちろん、新しいビジネスモデルを導入することは強力な武器になります。
ただ、その前に一度立ち止まり、こう自問してみてください。
「今のビジネスモデルを、うちはどれだけ使いこなせているだろうか?」
実はこの問いだけで、改善の糸口が見えてくることがあります。
ビジネスモデルは“選ぶもの”であると同時に、“磨き込むもの”でもあるからです。
あなたの会社のビジネスモデルには、まだ強くなる余地が必ずあります。
まずは自社のモデルを整理し、使いこなしレベルを見直してみてください。
それだけで、事業の伸びしろが大きく変わるはずです。
あなたの会社の「ビジネスモデル使いこなし」レベルを把握しませんか?
