
私は最近もこんな経験を何度かしました。
深い内容を説明している。
プレゼンも明瞭で、しっかりしている。
なのに、
なぜか頭に入ってこない。
あなたも、
そんな経験ありませんか?
何が起きてるのか?
内容は、分かります。
説明も、丁寧です。
でも、
途中でこう思います。
「今、どこを聞けばいい?」
「何を考えればいい?」
「どれが大事なの?」
「本当の原因は何?」
「このページのこれと、前のあれは同じもの?」
理解する前に次の情報がやってくる。
情報に圧倒される。
話しの流れについていけず、思考が止まる。
ご意見は?と問われても・・・・・
脳が忙しすぎる
話を聞く。
資料を見る。
言葉を整理する。
同時にやることが、
多すぎるのです。
こちらは、
ちゃんと聞こうとしています。
でも、
処理が追いつかない。
その状態で、
判断なんてできません。
話し手と聞き手には、
圧倒的な情報量の違い、
トピックに関する理解度の違い
があるのです。
認知負荷
認知心理学では、
これを「認知負荷」と
呼ぶようです。
人の脳。
正確には、
ワーキングメモリ。
ここには、
容量の限界があるとのこと。
それを超えると、
理解も判断も
一気に落ちる。
自分の感覚とも合致します。
私自身も経験がある
私も以前、経験があります。
伝えたいことを
全部入れました。
丁寧に。
親切に。
でも、
相手の反応が薄い。
あとで聞くと、
「途中から道に迷った」と。
ああ、
やってしまったな、と。
それ以来、考え方を変えました。
目の前の人の脳を、
できるだけ暇にする。
暇になった分だけ、
考えてもらえるはず。
他人の脳に負荷をかけないプレゼンの心得
相手の脳に負荷をかけないプレゼンのポイント
をいくつか挙げたいと思います。
① 最初に、考えてほしいことだけ言う
背景や説明は、後です。
まず、
こう言います。
「今日は、ここだけ
考えてもらえれば十分です」
それだけです。
ゴールが分かると、
聞き方が変わります。
② 言いたいことは、削る
正直、
全部言いたい。
でも、
聞ける量は限られています。
私は、
3つまでと決めています。
それ以上は、
逆効果です。
③ 文字を、減らす
資料に文字が書いてあると、
それを追ってしまうのが人間の心理です。
せっかくの口頭説明が入ってこない。
スライドは、
補助であり、ガイドである
という意識を持つ。
とはいえ、プレゼン資料は、
後で紙だけが一人歩きするもの。
そのため、文章が必要なのも確かです。
その場合は、
記憶してほしい文字だけハイライトする。
極端に大きくする。色を付ける。
それ以外は小さくする。グレーにする。
④ 同じ話は、同じ言い方/表現で
さっきの話と、
同じ意味なのかな?
そう思わせた時点で、
余計な負荷です。
同じなら、
同じ言葉。
同じ図。
変えない方が、
親切です。
⑤ 考えさせない、判断させる
考えてほしいのは、
結論です。
判断です。
背景や理由の理解のために、
相手の脳資源を割かせない。
そこは、
こちらの仕事と心得る。
足すより、減らす
プレゼンは、
説明の場ではありません。
一緒に考えるための場
です。
そのためには、まず
相手の脳の容量を空けること。
もし今、
伝わらないと感じたら。
足す前に、
減らしてみてください。
たいていは、
それで十分です。
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